管理費・修繕積立金は物件価格の2割になる

2011.11.04

管理費・修繕積立金も中古マンションでは区分所有者の頭を悩ませる問題だ。高齢化し年金生活になると、滞納が発生しかねないからだ。そもそも多くの区分所有者が管理費・修繕積立金を甘く見積もっていることが背景にある。実は、管理費・修繕積立金は物件価格の2割。この数値はマンションのランニングコスト(管理費・修繕積立金)の統計から算出したものだ(データは東京カンディ)。データによればマンションの管理費・修繕費は新築マンションの分譲価格の0.5〜0.6%前後で推移している。

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これを35年の住宅ローンを組んで、35年間居住するとして計算すると物件価格の20%前後をしめるというのだ。また、管理費を総戸数規模別に分類すると興味深いことがわかる。70平方メートル換算した首都圏の管理費(月額)は、100戸以上〜150戸未満が13,753円ともっとも安いのだ。いっぽうで、負担者の少ない50戸未満は20,332円、マンションの規模が大きくなる200戸以上も15,812円と高くなることがわかる。また階層を20階未満と20階以上に分けて通常のマンションと高層マンション(20階以上のマンション)を比較すると、首都圏では、通常のマンションよりも高層マンションは20,134円と管理費が30%割高になる。つまり、首都圏でもっとも効率の良い管理費のマンションは100戸以上〜150戸未満(13,753円)ということになる。50戸未満のマンション(20,332円)と高層マンション(20,134円)は管理費だけを比べると割高になる。しかし、このようにあらかじめマンションのランニングコストの計算をしてから購入している人はごくわずか。マンション購入後、しばらくが経過して、高齢者をはじめとする多くの人にとってランニングコストが重荷になりはじめているのだ。




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