引っ越してすぐに梅雨になったのだが、家の中にはジメジメとかベタベタとかいうような、その時期特有の不快さがなかった。むしろさわやかと言ったほうが適切であった。小屋裏に干す洗濯物の乾き具合のよさに驚かされた。それよりも驚いたことは、梅雨の晴れ間の蒸し暑い日の午後に、学校から帰ってきた子どもたちが「ウワーツ、涼しい」と叫び声を上げたことだ。クーラーをつけていないのだが、つけているような涼しさがあり、反対に梅雨寒の日には、暖房をしているような暖かさがあった。
京王線(聖蹟桜ヶ丘)の新築一戸建て
京急久里浜線(北久里浜)の新築一戸建て
京阪本線(香里園)の新築一戸建て
JR奈良線(宇治)の新築一戸建て
JR阪和線(和泉府中)の新築一戸建て
梅雨が明けると、周囲に広がる造成中の広大な土地が熱せられて、ムワーツとする湿気をたっぷりと含んだ熱風に包まれる日が続いた。その熱風がおさまるのを見計らって五箇所の床下ダンパーを開け、小屋裏の換気扇のスイッチをONにし、わが家は夏モードに入った。内外温度計を見ると、外が三二度の時に室内は二八度であり、外へ出てから家の中に入るとクーラーをかけているような感じがした。洗濯物は小屋裏に干すことにしていたのだが、そこは三〇度を超えないので汗をかくこともなかった。暑さが本格的になっても、なるべくクーラーを使わないようにした。仮住まいでクーラーを使うと喘息が悪化する経験からである。でも午前中は快適なのだが午後になると暑く感じる日があり、クーラーを使おうかどうか迷うようになった。